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訳なんです。

  • 田仲哲也
  • 2018年1月28日
  • 読了時間: 1分

大学のサークルを卒業してもうじき季節が一巡りする訳ですが。この1年僕の財布の小銭入れにはギターのピックがずっと入ったままだった訳です。そう、訳なんです。自販機で飲み物を買う度に財布の中で小銭で擦れたピックを見て女々しいような名残惜しいような気持ちになる。って訳では無いんですが。そう、無いんですが。そういう訳では無いんですが、ふとした瞬間に「あぁ、1年間みんなのことを忘れずにいれたなあ」と思う訳です。

ほんの2週前、高校の担任の退任のお祝いをしようということで高校卒業以来のクラス会がありました。が、殆どの子の名前が出てきませんでした。ついでに、そのクラスでの出来事も殆ど思い出せませんでした。あー、これはまずいなと。昔から記憶が曖昧な自覚はあったけどここまでかと。高校生活、楽しくやってたと思います。でも、忘れちゃってるんですよね。寂しいなあ。

そんなこともあって、財布のピックを見た時、ラーメン食ってる時、深夜に運転してる時、何かの拍子にサークルのみんなと過ごした大学生活がはっきりと思い浮かんでくることが凄く凄く幸せに思えます。

そんな時、少しだけ救われた気持ちになります。


 
 
 

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