ジーパンにパーカー

１日１日が恐ろしく早く過ぎていってる。

何かしなきゃ、何かを残さなきゃって思うけど大抵は食堂の前でうだうだ喋って部室でボーッとしてラーメン食べに行って友達の家で寝て気がつくとまた次の日が来るのだ。習慣というものは恐ろしい。

こんなこと言いながら英語の単位とか落っことして卒業できねえとかなったらほんと笑うけどね。

卒業式、ジーパンにパーカーで来たら察してね。

写真というものが好きだ。最近は自分で撮るのも好きだ。

おれの人生は何の当たり障りなく平凡なものだけどそれでもちょいちょい「あっ、いまこの瞬間を切り取って残しておきたい。」って思う瞬間や出来事がある。でもそう思えるような場面をファインダーから覗いてるなんて野暮だなっていつも思っちゃって決定的な瞬間を写真に収めれたことがないんだけどね。写真なんて撮らずにその目に焼き付けろ！的なね。ただ海馬という記憶をつかさどる脳の部位がおれは素晴らしくポンコツなようで目に焼き付けたつもりでもすーぐ忘れる。だからたまにはみんなで遊んでる写真とか友達の写真とか撮るのもいいなって思って撮ってる。一緒に過ごした日々を忘れないように。学生時代の肖像を残すために。

昨日先生が授業で「 みんな学生生活やりきりましたかー！ハイハイハーイ！」( ぼーっとしてたからこんな聞き方だったか記憶が曖昧だけど )みたいなこと聞いてきてなんか自然と「まだ終わってねえよ」って心の中でキレてる自分がいた。もはや何にキレてんのか分かんないけど。

頭は回んねえし体調はクソだしメンタルはボロボロだけどまだまだ精一杯学生するよ、おれは。