違う色の花
- 田仲哲也
- 2016年7月12日
- 読了時間: 1分
前期末提出のプレ卒制も提出が再来週と近づいてきていよいよ追い込み時期になってきました。
いよいよ追い込み時期になってきたにも関わらず、春にインターンでお世話になった工房にお呼ばれしたので流しそうめんしに行ってきました。
のどかな自然の中、流しそうめんにはしゃぎまくる小学生を眺めながら「おれ今こんなことしてる場合じゃねーよなー」と思いつつ「でもこんぐらいの幸せ感じる権利ぐらいはあるよなー」とかうだうだ考えてました。
そこの社長さんが「進路どうするのー」って話しかけに来て下さってとりあえず今考えてる幾つかの進路を話したらあまりよろしくなかったようで。諭すような促すような、それでいて答えの無い問題を面白がって投げかける少年のような表情で
君はせっかくみんなとは違う種を持っているのに普通のところにいたら普通の花しか咲かないよ?
違う色の花を見せてよ。
って笑いながら言って下さった。
惑わせるなぁーほんと。
そんな顔で言われたらどうしようも無いわ。
固まりかけていたおれの進路はたった数分のやり取りで打ち砕かれ、一から考え直す事になった。
残された時間は短い。
夏が始まる。
あなたの花はどんな色?

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